「核兵器禁止条約」国連で交渉へ、決議賛成123、日本は反対。藤井寺市議会で意見書提出 2016年11月15日

 国連総会で軍縮問題を担当する第1委員会は27日、核兵器禁止条約などを交渉する会議を招集する決議案を123カ国の圧倒的多数の賛成で採択しました。日本は唯一の被爆国でありながら、米国など核保有国と歩調を合わせて反対しました(反対は日本など38カ国、棄権は16カ国)。

 決議案は「核兵器を禁止し、完全廃絶に繋がる法的拘束力のある措置を交渉するために2017年に国連会議を招集する」としています。

 「核兵器のない世界」の実現に向けた画期的な動きです。決議案は12月初旬、総会の採択に付されます。

 藤井寺市議会においては、第3回定例会で「核兵器のない世界」の実現を求める意見書を、全会一致で採択し、関係機関に送付しました。これは、日本共産党が提出した意見書(案)に一部修正が加わったものです。

(下の意見書をクリックすればpdfファイルで意見書がご覧になれます)

「核兵器のない世界」実現意見書